着物日記

東日本橋 河豚とすっぽん ふるとり

銀座きもの青木在職中にお世話になったお客様からクローゼット診断のご依頼。
きもの青木で一緒にコーデしたお着物や帯たちと懐かしい再会をさせていただきました。
10年前と比べると必要なアイテムにも変化があり少し方向転換してみましょうかということに。。。新たな着物ライフのスタートのお手伝いができて幸せな一日でした。感謝。

帰り道にワインが飲みたくなり
ご近所のお気に入りふるとりさんへ

「ちょこっと食べたいの。。。」と言ってみたら
良い感じに色々出してくれるのが嬉しい。ふぐ刺しはウニ醤油で。

ぷりぷりの皮はピリ辛ポン酢で。

鴨、いぶりがっこにクリームチーズ、
乗せすぎです。。。笑。美味しい。

焼き白子にチーズ。
熱々の白子に乗せられたチーズがゆっくりと溶けて
白子のとろぉ〜んと滑らかに合わさってとても美味しい。

以前、スッポン鍋もいただきましたが、
全く臭みもなくプリンプリンの食感が楽しめます。
締めの雑炊もシンプルながら王道の美味しさでした。
ランチも営業してるそうです。

 

今日ご紹介のお店は

ふるとり 東日本橋
https://furutori.owst.jp

着物コーデ

今日のコーデはこんな感じ。

着物:炭紺に金彩と刺繍の飛び柄小紋
帯:たつむら製水色に氷割れ風の織名古屋
帯締:道明笹波組金×深蘇芳
帯揚:紋綸子白×朱輪出絞

年明けは柔らかものが続いてます。小物の赤も出番が多い。
この帯はお太鼓部分が二重に仕立てられているもの(比翼)。一般的には比翼仕立てと無双仕立てがあり、帯の耳部分を二重に仕立てたのが比翼で、無双仕立てはもう一枚別生地で太鼓部分全体が二重になるように仕立てるという感じらしいです。重ね仕立てとか、二重(ふたえ)仕立てとか、他にも色々な呼び方があるそうです。仕立ては開き名古屋、手先を閉じずに開いたままの仕立てのものをさします。この仕立てについては「お染仕立て」「額縁仕立て」「京袋」などと呼ばれることもあるそうです。帯の作りや呼び方は色々な定義があるので難しいですがあまり気にせず楽しく着られるようになるのが一番ですね。

帯揚げは白地に朱色で花紋が飛び柄に染められている一般的に「輪出し絞り」と呼ばれるもの。こちらも「飛び絞り」「飛び花」などメーカーさんにより呼び方はいろいろですね。初心さんからベテランさんまで幅広く使い勝手の良いアイテムです。基本白地はコーデしやすいのでこれから揃える方にはぜひ入手していただきたい。珠会。販売会でも何種類かご用意して毎回人気です。お時間ある方はぜひご参加ください。ご案内ご希望の場合は公式ラインまたはお問い合わせからお気軽にどうぞ。

 

珠果ちょ。